pythonで開発を行う際には仮想環境を構築するのをおすすめします。
いろいろなライブラリをインストールして動かして,必要がなくなったら消して…というのを繰り返していては,余分なファイル(ゴミファイル)がPC内に残ったり,どのファイルが必要で,どのファイルが今あるかなど把握しづらくなり面倒です...。
仮想環境を構築すれば,仮想環境内でライブラリや必要なファイル類を準備し,開発が終えたら丸ごと環境ごと消してしまえばPC内に不要なデータは残らずスッキリ解決!!
そんな便利な仮想環境を3分でサクッと構築していきましょう。
目次
おすすめはvirtualenv
virtualenvを使うことで,pip によるパッケージの導入状態をプロジェクトごとに独立させることができます。
virtualenvをインストール
$ pip install virtualenv
python3系ならこちら
$ pip3 install virtualenv
これで,virtualenvモジュールの導入完了です。
virtualenv使い方
- まずは,作業ディレクトリを作成します。(例として,workという名前にする)
- 作成した作業ディレクトリへ移動
- 仮想環境の立ち上げ(仮想環境名は venvとする)
- 仮想環境の有効化
- ユーザー名の前に(venv)となっていれば完了です
$ mkdir work #①
$ cd work #②
$ virtualenv venv #③ python2系ならこっち
$ virtualenv -p python3 venv #③ python3系ならこっち
$ source venv/bin/activate #④
(venv) $ tiyurinoMacBook-proとなっていれば完了 #⑤
これだけで仮想環境の構築完了です。
ここでpip listコマンドでpipのモジュール一覧を取得してみます。
$ pip3 list
Package Version
---------- -------
pip 19.1.1
setuptools 41.0.1
wheel 0.33.4
必要最低限なモジュールのみで,すっからかんな状態です。
自分好みにどんどんモジュールをインストールしていきましょう。
virtualenvの抜け方(無効化)
仮想環境から抜けたい場合は以下のコマンドを打つだけ
$ deactivate
仮想環境から抜けることができます。
仮想環境の削除
仮想環境を削除したい場合はディレクトリごと削除してしまえばOKです。
$ rm -rf venv
きれいスッキリ開発環境が消えます。ゴミファイルも残らずスッキリですね。
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